今日は、玉堂星。十大主星最後の星ですね。
この星は陰の習得本能。
キーワードは、静かなる知識欲、伝統、礼儀礼節、知性的、論理的、批判力、観察力、母親、おだやか、心の安定と落ち着きと言ったところです。
1つのことをじっくり吸収していくエネルギーをもっているので、
墨絵、無彩色の世界、歴史、古典、華道、茶道、武道、柔道、剣道など、昔のものを守っていく気質をもっています。
純文学、歴史小説、宗教、哲学もいいでしょう。
頭の中で考えられることが得意で、現実にはあまり動きません。ですから、書物、人の言葉、教育から知識吸収していきます。
企画、制作に向いていて、企画を立てるのが得意。
龍高星の想像力は枠を超えますが、玉堂星の想像力は、1つの枠の中で発揮される。
スピードは遅くて、無理をしないので流行に乗り遅れる可能性があり、境に素直に従い、うまく順応できる。
言いようによっては受け身。常識、礼儀礼節をわきまえていて、伝統を守る意識が強いです。
一分野一部門の中に深く知識を吸収していきます。原理原則を大事にしていて、やもすれば、理屈人間になりかねない。
理性的で、身内愛が強く、他人に対しては冷静でいられても肉親に対しては優しく思いやりがあります。
身内に深入りして、逆に身内の犠牲になることもあります。母親的な振る舞いをすることもあります。
玉堂星の人は、自分が助けられると、知性が減ります。母親と自分の知性がシーソーゲームになります。
静かな落ち着きのある環境がよいので、伝統校、良い先生に恵まれると伸びます。