今日は十二支の話です。
十干は空間を表し、十二支は時間を表します。
1日を十二支で表すので24時間を12にで割ります。つまり、1文字大体2時間です。
良く時代劇で、丑の刻(この場合2時を中心に前後1時間で、1時から3時)とか、そういう言い方をしますよね? それのことです。
十二支を時計のように配置すると時計盤(占い用語です)というのができあがります。
更に、この時計盤に方位と季節を乗せていきます。
亥子丑は、11時から1時方向で、北と冬。
寅卯辰は、2時から4時方向で、東と春。
巳午未は、5時から7時方向で、南と夏。
申酉戌は、8時から10時方向で、西と秋。
となります。実際の時間とは違いますが方向と季節で覚えてください。
そうすると、寅卯辰は東ですから、日が昇るとか、物事が始まる、春の季節なんていうふうになります。
春の内、寅は2月を表し、寒いけど芽が出てくる。
卯は3月で2月より暖かくなって春らしくなります。
辰になると、次の季節との繋がりの時期(辰自体は土性です)となります。
そんな風にして1年という時間を十二支で表します。